「文士のたたずまい」豊田健次著(ランダムハウス講談社 1800円) 著者が大学を出て文藝春秋に入社したのは1959年。「週刊文春」を皮切りに、以後、退職するまで40年にわたって「文學界」「オール讀物」「文學界・別冊文藝春秋」などの編集に携わり、一貫して文芸編集者として歩んできた。本書は、そうした編集者生活の中で出会ったさまざまな作家たちの思い出をつづったエッセー集。
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(引用 livedoorニュース)
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毎月、原稿を渡す際に著者と酒を酌み交わすのを楽しみにしていた永井龍男、体全体から「私はコドク」と表現していた初対面の藤沢周平、30年近く毎年元日を共にするのが習いだった山口瞳、その山口瞳に紹介されたのが向田邦子で、脚本家の彼女に小説を書かせたのが著者。野呂邦暢の作品をドラマにしたいという向田に、野呂を紹介した1週間ほど後に野呂は急死。向田もその翌年に帰らぬ人となった……。まだ「文士」という言葉が生きていた時代、作家と編集者との血の通った交流のさまが描かれる。【2008年2月8日掲載】(引用 livedoorニュース)
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